なないろネイチャーノート

なっさんの山歩き、自然観察、自然を楽しむ活動の記録です

知床の旅⑥ 3日目 〜神の子池編〜

知床半島を出て、

清里町の神の子池に向かった。

 

途中、オシンコシンの滝に立ち寄った。

 

落差の大きい滝で、迫力のある水音で爽やかな気分になった。

 


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それから、ひたすら走り続け2時間くらい。

 

やっと「神の子池」と書かれた看板が道路沿いに現れた。

 


そこの細い道へ曲がると…幅の狭い砂利道が…。意外と車の出入りが多く、譲り合いながら進んだ。

 

透き通る、コバルトブルー!


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池の中央の水が青い。空の色が反射している訳ではなく、本当に青い水で不思議な池だった。

 

Wikipediaによると…

 

太陽光の中の青い波長の光だけ深い水に吸収されずに底の白い火山灰に反射するため

 

と言われている。

 

「この色は太陽光の中の青い波長の光だけ深い水に吸収されずに」というのは分かる。

 

物の色が見えるのは、太陽光は虹色の波長をもち、物の色が反射されるから。物の色以外の波長は物に吸収される。ことで色が見える。

 

この場合、青い波長が反射されている。

それは、白い石灰岩で反射されているということか。

 

吸い込まれそうなくらいの美しさ。

水温が低いことから中の倒木は腐らずに、保存されているよう。

 

このあとは裏摩周展望台へ。霧の摩周湖とよばれているだけあって、霧で何も見えないことも想定していた。が…そんな心配はいらず。穏やかで静かな摩周湖。心洗われる景色だった。

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知床斜里博物館に立ち寄りました。

 

ここでは知床半島が出来た火山活動についてや、開拓民たちの生活や文化について、また、野生動物や植物についての展示があった。

また、別の建物にはオジロワシオオワシが保護されていた。

 

檻は狭そうだったが、

鳴き声と力強い羽ばたきを披露してもらった。

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宿はラムサール条約に制定された濤沸湖という湖沿いにある宿に一泊しました。近くの銭湯はなんと50℃のまっ黒なお湯でした(笑)

 

濤沸湖にはタンチョウもたまに来るそうですが、今回はおらず。ですが、なんとオジロワシに出会うことことができました!遠くから見てもずっしりとした大きな姿。威厳があり感動しました。
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